Cut8月号「ヱヴァンゲリヲン」特集の感想
『「破」が教える、エヴァンゲリオンは生き続ける。』と題して
マリの表紙・イラスト4点・7人のインタビューが掲載されています。
表紙のマリについて
マリの表紙、いいですねー♪
「破」公式ブログで事前に見ていましたが
クールな銀の背景とキュートなピンクのプラグスーツが
マリをより"凛"と見せています。
このピンクの為にあの緑のプラグスーツがあったんですかね(笑)。
(胸のあたりがカヲルくんと同じデザインなのは伏線?)
掲載イラストについて
イラストは、
1.「綾波を返せ!」の鬼気迫るシンジくん
2.パラシュートを持ち、制服姿で、
左のレンズが割れたメガネで不敵な笑みのマリ
3.居酒屋?で楽しそうに過ごす私服のレイ・アスカ・マリとペンペン
4.プラグスーツで遠くを見ている子供達5人(シンジ・レイ・アスカ・マリ・カヲル)
とEVA3体(初号機・零号機・2号機)
の4点です。
私は3.のイラストが好きです、和み系で。
「アスカとマリが乾杯!」
こんな邂逅があるといいな~、と思いました。
インタビューについて
インタビューは7名。
鶴巻和哉さんのロングインタビューに、
貞本義行さんと坂本真綾さんのそれぞれ1~2ページのインタビュー、
そして緒方恵美さん・林原めぐみさん・宮村優子さん・三石琴乃さんの
それぞれ各ショートインタビューです。
「エヴァ」のインタビュー記事を読む時はいつも
「なにか物語の謎につながるヒントないかな?」
って思ってしまいます。
そうして「ああ、そういうことだったんだ!」なんて
(勝手に)気付いた日には小躍りですね(笑)。
今回もそんな「ああ!」という箇所があったので
勝手な解釈を入れつつ感想を書きます。
観客の反応を「破」に取り入れた庵野総監督の変化に驚き
(庵野さんは)お客さんの反応を見て、
作り方を変えていくようなタイプではないだろうと思っていたんですけど。
「序」が終わったあと、もっとがんばんなきゃいけないというか、
「破」をもっと、なんかこう・・・上のものにしなきゃいけない、
みたいな話をしていましたからね。
鶴巻和哉さんのインタビューより
私も「エヴァ」並びに庵野総監督が考えた世界観や物語は
"ライブ感覚"込みで作っているとはいえもうある程度完成されているもので、
まさか観客の反応や好みで変化するなんてありえないと思っていました。
「破」のパンフの鶴巻監督のインタビューにも
庵野総監督は「やりたいからやる」人とありましたし。
うーん、今回の「破」は観客の反応をくんで方向性が変わっていったんですね。
新劇場版で「エヴァ」が変化するならば、ぜひ謎について開示を・・・(笑)
「お客さんに対して応えるべく、変える!」
とは言うけれどなかなか決まらない。
どう変えればお客さんの期待に応えたことになるのか、
自分たちも納得できるのか、
手探り状態のまま「破」の制作が二転三転していく
鶴巻和哉さんのインタビューより
うーん、
"ファンや観客が期待するもの"を考えてくれているのはすごく嬉しいのですが、
私としては庵野総監督やスタッフの方々が大事に隠している
"「エヴァ」の謎"をもう少し開示してくれたらそれで幸せです(笑)。
旧世紀版で言うなら
初号機誕生の過程、セカンド・インパクト直前の実験、レイ・カヲルの作り方などなど。
新劇場版で言うなら
第1・2・3使徒の正体、赤い海と月面の血そして棺、マリの目的、マリの正体、マリの鼻歌(笑)
決して明かされないモノ、もしかしたら明かされるモノ。
よく見てよく調べれば察しがつくモノ、一生不可解なモノ。
"シンジくんの物語"の行方が重要ですし、
「Q」と「完結編」は決してこれらの謎解き編とはならないと思いますが、
もしかしたらチラッとでもヒントを出してくれるかもしれないので(笑)
楽しみにしています。
マリの待遇が変化したという裏話にツッコミ
(マリは)もともとは重要度の軽いキャラクターとして用意されていたんですよ
鶴巻和哉さんのインタビューより
「破」のパンフのインタビューでも
新キャラ・新EVA登場の経緯やマリの存在の薄さ、
そして「序」の最後の「破」予告の反応が良かったからマリの活躍が増えた
というお話はたしかに読みましたが、
あらためて今回のインタビューを読んで
「予告ラストにあんなに思わせぶりに登場させといて?」
と、ツッコんでしまいました(笑)。
マリについては本当にかなり悪戦苦闘されたようですが
結果「破」をかき乱してくれる子になって良かったです。
個人的にはせっかく
「The Final Decision We All Must Take」をBGMに暴れるんですから
もっと第10の使徒にダメージを与えて欲しかったですね。
新劇場版の"開いた結末"への予感
(新劇場版の)終わり方は開いてるんじゃないかと思うんですよね
鶴巻和哉さんのインタビューより
(漫画版は)エヴァのもうひとつの可能性みたいなことなんじゃないでしょうか
貞本義行さんのインタビューより
さらなる続編があるという意味ではなく
いわゆるハッピーエンドにはならないと思うけれども
前向きな終わり方をするんだろうなぁ、
と鶴巻監督は感じているそうです。
貞本さんのインタビューのとおり
たしかに「THE END OF EVANGELION」で「エヴァ」の物語は終わりましたから
「新劇場版」の結末は"別の可能性"だと思います。
私も、どんな結末を迎えるか分からないけれども
なにか未来を感じるようなラストを見せてくれるんではないかと
「序」「破」を観て思いました。
シンジくんの成長は周りの大人が変わったから
(新劇場版でのシンジの変化は)
周りの大人が変わったから起こるべくして起こった変化で、
新劇場版における私の中のシンジはブレることないまま、
ごく自然に成長して行けたのだと思います
緒方恵美さんのインタビューより
そうですよね・・・第壱話も「序」も同じようなスタートをしたのに
シンジくんが悩みつつも前向きな行動になってきたのは
ミサトさんが旧世紀版以上に後押ししてくれているからでしょうね。
加持さんはいつもシンジくんにアドバイスくれる役ですが、
加持さんほど卓越していなくてもミサトさんが応援してくれていれば
シンジくんもアスカもちゃんと成長すると思います。
"式波"の謎・・・
始める直前、庵野監督が"式波"になった謎を説明してくださいました。
宮村優子さんのインタビューより
うわ~、私もぜひ聞きたーい(笑)。
感想は以上です。
とっても興味深くて面白いインタビューばかりでした。
「破」の公式解説?本(「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 ENTRY FILE1」のような)
も今後作られるでしょうから
さらに多くのインタビュー(特に"式波"の謎?)が読めたら嬉しいです。
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